現場からのキャリアチェンジ。課題解決に向け現場と本社をつなぐ経営企画室へ

前職は不動産業界の法人営業でした。大きな数字を動かし企業の課題解決に寄与する楽しさもありましたが、より個人に寄り添う仕事をしたいと考え当社のリクルーティング職として入社しています。人と人の関りから得られる充実感と言いますか、そこに自身が介在していきたいという思いがありました。
入社後は、求職者の皆様と向き合い転職という人生の節目に関われること、そして頼りにしていただけることにやりがいを感じていました。

その数年後、経営層からお声がけいただき本社の間接部門に異動となります。与えられたミッションは「現場と本社をつなぐ」こと。その中でデータ活用を中心に現場の生産性向上の仕組みづくり・データベース作成を中心に担当することになりました。
現場の業務を通して本社の業務も自分なりに理解していたので、自身としては「できる」と思っていたのですが、ポジションが変わることで見える範囲・求められる考え方が全く異なり、当初はイメージしていた滑り出しとはなりませんでした。現場理解のあるプロジェクト推進を求められていたにも関わらず、一人ひとりの理解や思い・感情を拾いきれずに納得感を得られないまま進めた施策も過去にはありました。経験からの学びを活かし、今はスキル・知識は勿論ですが、関わる方とあるべき姿を共有することや、本質を捉えたうえで、まずは自分から相手に働きかけることを大切にしています。